「外国人の君たちも、サービス残業を行っているのか?」 [海外掲示板]
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DesignUtensil
日本のいわゆるサービス残業について、きみたちはどのような見解を抱いている? もちろん無給での残業は違法といえるが、多くの会社は未だこれを故意的に行なっている。ここには明らかに、深く根付いてしまった文化的な(サービス残業を人に強いる)圧力が存在するわけだけれど、僕が聞きたいのは日本人でない者もこのシステムに屈してしまうのだろうか? ということだ。
君たちの考えや、経験を聞かしてくれ。
wisest_old_man
俺が働いている会社は、その点しっかりとしてるな。そのフロアで、俺は唯一の外国人として働いてる。勤務時間は毎日8時間と15分で、週5日の勤務だ。俺の上司は始業時間の10分前には仕事を始めるように強調しているからね。この自分のシフト時間が終われば、基本的にいつ会社を出たって許される。よっぽどの緊急事態でもない限り、今まで居残るように説得されたことはない。この職場を気に入ってるよ……。勤務中であっても買出しに出たりできるし、その分不足した勤務時間を、居残って補填することもできる。後にその埋め合わせを行えば、一週間のいつであっても休みを取ることもできる。良くないところは、連続した休みを3,4日以上は取れないことぐらいかな。
俺の上司はマジで機械人間だよ。朝の7時か8時には出社して、出るときは夜の10時半。会社まで1時間かかる場所に住んでるのにな。しかも、彼がいつも仕事終わりには居酒屋に飲みに出かけていることを俺は知ってる。というか、休みの日でさえ彼は仕事に出てくる。どうしてそんな生活が続けられるのか、皆目見当がつかない。
DesignUtensil
俺の同僚も君の上司と同じような感じだな。彼は31歳で、母親と暮らしているらしいんだが、朝の9時から夜11時半まで、日曜日以外(時には日曜でさえ)毎日仕事をしている。よく自分のデスクで眠りに落ちているところを目撃するよ。我ら販売員たちはどうにも意思が弱い。だから顧客が「この6ヶ月のプロジェクトを、2週間以内に仕上げてくれ」なんていわれても、「はい」と答えてしまう。そして同僚は、ときには一週間のうち5日も徹夜するはめになる。この職場は、何かが間違った方向に進んでいる……。
azureknightmare
僕の過去の仕事の一つ、そこでの契約は残業にはそれに応じた給与が上乗せされるものだった。当初上司は、僕らが早く帰りたがっているときにはその希望を叶えてくれるような良い人だったんだよ。だけど二年目になると、給与に残業手当そのものが最初から組み込まれるようになってしまったんだ。――つまり、残業をしても時間単位での給与計算は行われない。それでも僕はいつも通りに帰宅していたけど、後になって上司に帰るのが早いのではないかと言われた。正式には終業は午後6時となっていて、特にやることがないときは6時半か、7時位には帰っていたんだ。だけど上司は、8時以降まで仕事を続けることを、僕が彼と約束した、そんなことを言ってきたんだ。もちろん、そんな約束はした覚えがなかったのだけれど……。
次の職場でも、残業には終が見えなかった。また終業時間は6時と決まっていたが、もし俺が8時よりも前に帰ろうとすると、「もう帰るのか?」という視線を投げかけられたし、実際に言われた。だって、文字通り僕には何もすべき仕事が残されていなかったわけで、僕は時間を潰すためにウィキペディアのランダム記事をクリックして時間を潰した。
僕は本当に“遅くまで残ることを目的として、遅くまで残る”ことが大嫌いなんだよ。日本ではまるで、長く働くことこそが、勤勉であるかのように捉えられているように感じる。想像してみてくれ、君はどんな仕事でも時間通りに、あるいはその時間よりも早く仕上げることができる能力があるのに、夜8時より前に会社を出るだけで“悪い社員”と噂される。
今の仕事は、ちゃんと一時間毎に残業手当がでるよ。残業が必要だと感じる時には夜11時まで仕事をさせてくれるし、時には週末であっても許可してくれる。もし残業の必要がなければ、5時半には会社を出れるし、誰かがそれを咎めるようなこともない。僕たちは、給与計算に関わるシステムを選択したのさ。より多くの基本給を得る代わりに、時間毎の残業手当がでないシステムからね。大抵の人は、現行のシステムを選ぶかもしれないが、もし時間通りに会社を出ることが許される環境なら、僕は多くの給料を得るよりもそっちの環境を選択する。
rico_bonsai
ああ、「もう帰るのか?」って空気や言葉はマジで苛立つよな。自分はもう仕事を終えているというのに、どうして残る必要があるんだ。
tensaibaka
残業代の切り捨てならあったな。俺が以前勤めていた会社は、ずいぶんな無法者だったよ。俺は8時半には会社に出てくるように言われていたが、正式には9時まで俺は存在しないことになっていた。勤務時間外の30分が、いつも切り捨てられていたわけだ。終業時間からの6時―6時半も同様だった
さらに悪いことに、会社はその損失を無くすために、6時半以降(この時点ですでに30分の切り捨てが、当然行われている)の残業はマネージャの許可が必要となった。もし残業が必要だと申し出ると、どうして必要なのかと厳しく問いただされた。だが、それを避けるために早めに会社を出ようとしても、今度は同僚から汚いモノを見るような目で見られた。
いうまでもなく、すぐに仕事を変えたよ。
the2belo
残業代は受け取ってないし、俺自身、極端な場合を除いてはそれを期待しない。例えば、期限に間に合わせるために新しいサーバの面倒をみなければいけないときなんかは、徹夜になる。そして、そういったときには代わりにいつも代休をもらってる。
みなし残業とか、話題になっていた時もありましたよね。
残業については日本で働く外国人たちも、色々と思うところがある様子。一方で、そういう文化なのだと受け入れている(諦めている?)人もいました。サービス残業というか、残業自体を嫌う人が多かったですね。これは我々も一緒かもしれませんが……。
DesignUtensil
日本のいわゆるサービス残業について、きみたちはどのような見解を抱いている? もちろん無給での残業は違法といえるが、多くの会社は未だこれを故意的に行なっている。ここには明らかに、深く根付いてしまった文化的な(サービス残業を人に強いる)圧力が存在するわけだけれど、僕が聞きたいのは日本人でない者もこのシステムに屈してしまうのだろうか? ということだ。
君たちの考えや、経験を聞かしてくれ。
wisest_old_man
俺が働いている会社は、その点しっかりとしてるな。そのフロアで、俺は唯一の外国人として働いてる。勤務時間は毎日8時間と15分で、週5日の勤務だ。俺の上司は始業時間の10分前には仕事を始めるように強調しているからね。この自分のシフト時間が終われば、基本的にいつ会社を出たって許される。よっぽどの緊急事態でもない限り、今まで居残るように説得されたことはない。この職場を気に入ってるよ……。勤務中であっても買出しに出たりできるし、その分不足した勤務時間を、居残って補填することもできる。後にその埋め合わせを行えば、一週間のいつであっても休みを取ることもできる。良くないところは、連続した休みを3,4日以上は取れないことぐらいかな。
俺の上司はマジで機械人間だよ。朝の7時か8時には出社して、出るときは夜の10時半。会社まで1時間かかる場所に住んでるのにな。しかも、彼がいつも仕事終わりには居酒屋に飲みに出かけていることを俺は知ってる。というか、休みの日でさえ彼は仕事に出てくる。どうしてそんな生活が続けられるのか、皆目見当がつかない。
DesignUtensil
俺の同僚も君の上司と同じような感じだな。彼は31歳で、母親と暮らしているらしいんだが、朝の9時から夜11時半まで、日曜日以外(時には日曜でさえ)毎日仕事をしている。よく自分のデスクで眠りに落ちているところを目撃するよ。我ら販売員たちはどうにも意思が弱い。だから顧客が「この6ヶ月のプロジェクトを、2週間以内に仕上げてくれ」なんていわれても、「はい」と答えてしまう。そして同僚は、ときには一週間のうち5日も徹夜するはめになる。この職場は、何かが間違った方向に進んでいる……。
azureknightmare
僕の過去の仕事の一つ、そこでの契約は残業にはそれに応じた給与が上乗せされるものだった。当初上司は、僕らが早く帰りたがっているときにはその希望を叶えてくれるような良い人だったんだよ。だけど二年目になると、給与に残業手当そのものが最初から組み込まれるようになってしまったんだ。――つまり、残業をしても時間単位での給与計算は行われない。それでも僕はいつも通りに帰宅していたけど、後になって上司に帰るのが早いのではないかと言われた。正式には終業は午後6時となっていて、特にやることがないときは6時半か、7時位には帰っていたんだ。だけど上司は、8時以降まで仕事を続けることを、僕が彼と約束した、そんなことを言ってきたんだ。もちろん、そんな約束はした覚えがなかったのだけれど……。
次の職場でも、残業には終が見えなかった。また終業時間は6時と決まっていたが、もし俺が8時よりも前に帰ろうとすると、「もう帰るのか?」という視線を投げかけられたし、実際に言われた。だって、文字通り僕には何もすべき仕事が残されていなかったわけで、僕は時間を潰すためにウィキペディアのランダム記事をクリックして時間を潰した。
僕は本当に“遅くまで残ることを目的として、遅くまで残る”ことが大嫌いなんだよ。日本ではまるで、長く働くことこそが、勤勉であるかのように捉えられているように感じる。想像してみてくれ、君はどんな仕事でも時間通りに、あるいはその時間よりも早く仕上げることができる能力があるのに、夜8時より前に会社を出るだけで“悪い社員”と噂される。
今の仕事は、ちゃんと一時間毎に残業手当がでるよ。残業が必要だと感じる時には夜11時まで仕事をさせてくれるし、時には週末であっても許可してくれる。もし残業の必要がなければ、5時半には会社を出れるし、誰かがそれを咎めるようなこともない。僕たちは、給与計算に関わるシステムを選択したのさ。より多くの基本給を得る代わりに、時間毎の残業手当がでないシステムからね。大抵の人は、現行のシステムを選ぶかもしれないが、もし時間通りに会社を出ることが許される環境なら、僕は多くの給料を得るよりもそっちの環境を選択する。
rico_bonsai
ああ、「もう帰るのか?」って空気や言葉はマジで苛立つよな。自分はもう仕事を終えているというのに、どうして残る必要があるんだ。
tensaibaka
残業代の切り捨てならあったな。俺が以前勤めていた会社は、ずいぶんな無法者だったよ。俺は8時半には会社に出てくるように言われていたが、正式には9時まで俺は存在しないことになっていた。勤務時間外の30分が、いつも切り捨てられていたわけだ。終業時間からの6時―6時半も同様だった
さらに悪いことに、会社はその損失を無くすために、6時半以降(この時点ですでに30分の切り捨てが、当然行われている)の残業はマネージャの許可が必要となった。もし残業が必要だと申し出ると、どうして必要なのかと厳しく問いただされた。だが、それを避けるために早めに会社を出ようとしても、今度は同僚から汚いモノを見るような目で見られた。
いうまでもなく、すぐに仕事を変えたよ。
the2belo
残業代は受け取ってないし、俺自身、極端な場合を除いてはそれを期待しない。例えば、期限に間に合わせるために新しいサーバの面倒をみなければいけないときなんかは、徹夜になる。そして、そういったときには代わりにいつも代休をもらってる。
みなし残業とか、話題になっていた時もありましたよね。
残業については日本で働く外国人たちも、色々と思うところがある様子。一方で、そういう文化なのだと受け入れている(諦めている?)人もいました。サービス残業というか、残業自体を嫌う人が多かったですね。これは我々も一緒かもしれませんが……。
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