「今まで出会った中で最も印象に残っている先生は?」 [海外掲示板]
小ネタ。
日本に関連したものではありませんので、よろしければどうぞ。
redditより
HonestCupcake
僕のかつての歴史の教師は、ある日授業の代わりに面白いゲームを始めた。彼女はアフリカの地図が上に描かれたケーキを持ってきて、クラスメートをそれぞれのチームに分けた。チームには、それぞれ適当に国名が与えられるんだ。彼女はまた、ケーキにはチョコレートが隠されているとも言い、各チームは与えられた道具を使って5秒間ケーキを掘り出すことができると伝えた。つまり、多くケーキを取ったチームが、同時に多くのチョコレートも得ることができるのだ。
イギリスと名付けられたチームはヘラを、フランスはスプーン、そしていくつかの他の国はつまようじを道具として与えられた。僕らは自分たちの番が来るとできる限り早く自分の皿にケーキを取って行ったが、やがてこのゲームがどう考えたって不公平だと感じ始める。
「こんなの不公平じゃないか。イギリスよりも僕らの道具はしょぼいと思わないかい? これじゃアフリカ(ケーキ)を取って行くのは無理だよ。いい道具を持つイギリスとフランスから締め出された気分だ。――どうして僕らの道具は、もっと工業化されていない?」
彼女は似たようなことを何度もやった。そして、その度に僕はまるで騙されたような気分になったが、彼女の授業を忘れることはなかった。彼女は僕らをごまかしながらも、歴史について教えていたんだ。……今では感謝してる。
Jailbaittime
いいね。
kelloh2
これは良い授業だ。いつか私の生徒たちに試してみないと。
wtmh
人々は誰かが言っても覚えようとはしない。よく覚えさせるには、彼らに何かを感じさせることが重要だな。
borez
液体窒素の実験を見せてくれた化学の先生がいたんだが、そいつは液体窒素の入ったフラスコの中に、手袋をした自分の手を突っ込んだ。彼はやがてその手をフラスコから抜き出し、机の上に乗せる。――すると彼は僕らの目の前で、その自分の手をハンマーで叩き割った。手はばらばらに砕け散って、僕らの眼前に散らばった。席に座りながら、僕らは口をぽかんと開け、「一体何がどうなっているんだ」と思いながら散らばった彼の手の欠片、赤く染まったそれを見ていた。女子の一人なんて、失神していたからね。
種明かしとして彼が手袋を取ると、その中はトマトケチャップが詰まっていたんだよ。彼の本当の手は、もっと上の方に隠されていた。
Rhubarbe_naissante
え……これってどうなの?
borez
いやいや、実際の彼は今まで出会った中で最高の先生だったよ。彼の授業はユーモアに満ちていた。
Mob_King
クラスでシェークスピアを読んでいた時、教卓に飛び乗って決闘のシーンを再現してくれた先生ならいたな。
evanwmitchell
高校の時に、私たちが書いたばかりのレポートを、私たち自身の手で破り捨てさせた教師がいた。彼女はその紙を堆肥の積まれた場所に捨てると、「君たちのクソのような答案も、いつか土に還って役に立つ日が来るかもしれませんからね」
Thauma
化学の先生が、ある日ビーカーを使ってジャグリングの仕方の教えてくれた。
……うるさい授業になったよ。
mindkilla123
一日でどれだけ割ったんだよ。
CSec064
五年生の時私は数学がダメで、私の父に連絡を取ってくれた先生がいた。彼は私の父に、どうして私がうまくいかないのかを伝え、これからしばらく業務時間内でマンツーマンのレッスンをしたいと言ってくれた。それは私がシャイで、いつも質問することを恐れていたからだった。私はついに数学で合格点もらうと、父も先生も誇りに思うと言ってくれ、そしてやればできると思っていたとも言ってくれた。
……今更ながら泣けて来た。
Neurotikitty
ホッケーの試合のチケットをくれた先生がいたわ。
killergazebo
ちなみに、カナダだとこれはプロポーズの意味である。
racemic_mixture
そしてフロリダでは、ホッケーなど罰ゲーム同然である。
EnFullMann
高校生なんだけど、今日地理学の教師が、ノルウェイの氷山について授業をした。だけど、彼は教室に入って来る時、頭からベッドのシーツを被って現れたんだ。彼はそのまま“氷山”と成って授業を進めた。
biffhausen
どうしてお前は、その教師が既に死んでいて、それが彼の幽霊であることに気付かなかった?
judgegregmathis
教卓の上に、常に一つの石ころを置いている先生がいた。ある日一人の男の子が何かを教室から持ち去ろうとしているのを見て、先生はその石を持つと彼めがけて投げた。それはスローモーションのように私には見えて、迫る石ころに男の子の生意気な顔が、怯えた表情に変わるのが分かった。――石は彼の頭に当たり、何と跳ね返って来たんだ。実はそれはただの発砲スチロールで、彼はこのドッキリのためだけに一年間教卓の上に石に見せかけたその発砲スチロールを置いていた。その男の子が目を見開き、肩で息をしている姿に教室は笑いに包まれた。
Jekrel
同じようなことを俺の先生もやってたよ。
文法でミスをした生徒を、スプレーを吹きかけながら追いかけまわしたし、偽物の手榴弾をピンを抜いて生徒にパスしたこともあったな。
Crotalus
反抗的な態度で屁理屈をぬかしていた俺の中に才能を見出し、大学で落ちこぼれていた自分を救ってくれた教師がいた。
「こんなどうでもいい成績のことなどお前は心配するな。お前にとってそんなものは、二年以内に問題ではなくなるだろう」彼は俺にそう言い、ディベート部を勧めた。ディベート部へ入ると約束するなら、進級するための最低限の成績を保障してやるとも言った。……俺は約束したが、彼はその夏にガンで亡くなった。
ただ、俺は彼との約束を守りディベート部に入った。ディベートでは2回を除き全て勝ち、5回参加したトーナメントの内、4回で一位を取った。ベスト・スピーカーとして選ばれ、同時に学業も修めて行くことができた。数年後には大学を十分に卒業できるだけの成績を取り、俺は昔の自分では考えられなかったような道を歩んでいると、そう感じた。俺がこれまで学校で学んできた全てのこと……それは彼との5分間の会話に集約される。今まで経験した全てのプレゼンテーション、就職面接、何かきっかけが欲しかった時、疑問を抱いた時、いつだって彼が脳裏に浮かんだ。
――どん底から救い出し、人生を変えてくれた先生が俺にはいる。
更新が遅くなりました。
……しかも日本関連でもない。
ちょっと忙しくて、これからも投稿間隔が長くなることがあると思います。
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